2000 Daryl Perry SP/CSAR
| 年 | 2000 |
| トップ | スプルース |
| バック&サイド | CSA Rosewood |
| スケールの長さ | 650 mm |
| ナット幅 | 52 mm |
| 仕上げ | French Polish |
| 国 | カナダ |
| Luthier | Daryl Perry |
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説明
この2000年製Daryl Perryは、ウィニペグで製作されたスプルースとCSAローズウッド(中南米産ローズウッド)のクラシックギターです。内部構造はHermann Hauserに倣い、装飾はスペイン風に仕上げられています。
内はHauser、外はスペイン
構造は主に1930年製Hauser(ex Sérgio Abreu)に基づいています。このHauserは、José Luis Romanillosが1973年に製作し、Julian Breamが録音やコンサートで使ったことで知られるギターのモデルとなった楽器です。ただしplantilla(ボディの外形)はそれより大きく、後期のHauserに近いものになっています。外観面では、ロゼッタとヘッドにManuel RamírezとSantos Hernándezの要素を取り入れていますが、ヘッドにはHauser風のVジョイントが採用されています。署名入りラベルには「Winnipeg 2000 Canada」と記されています。
サウンドと素材
ゆったりとして温かく、弾き込まれたようなサウンドです。暗く色づいたエイジド感のあるスプルース表板と、見事な杢のCSAローズウッドの組み合わせにより、彼の最良の仕事を示すエレガントな1本となっています。上のビデオでは、Mela Guitar Quartet(Ravelの『Le Jardin Féerique』)とMichael Váscones(Mark Delprioraのエチュード第5番)が演奏しています。カスタムのCalton製ケースが付属していました。
背景
Daryl Perry:Torresの伝統を受け継ぐカナダの名匠
カナダのルシアーDaryl Perryは、1982年からウィニペグで専業のギター製作家として活動しており、現在は息子のJesseも工房で共に働いています。キャリアの初期にJosé Luis Romanillosを通じてTorres–Hauser派の考え方に触れ、以来その考え方に沿って、カーボンファイバーを使わず、サウンドホールも表板もひとつだけのコンサートギターと、歴史的なギターの復元モデルを製作してきました。
リュート、研究、そしてコンサートアーティスト
助成金を得てヨーロッパと北米で歴史的な研究を行い、ルネサンス・リュートやバロック・リュートも製作してきました。1994年には、彼のギター2本がケベック州ハルのカナダ文明博物館で展示されました。Fábio Zanon、Marcin Dylla、Johan Fostier、Jérôme Ducharme、Paolo PegoraroがPerryのギターで演奏しており、Roland DyensはPerryのギターで『Sor and Giuliani』(2006年)と『Naguele Tempo』(2008年)を録音しています。


