2011 Sakurai-Kohno「Professional-J」CD/CSAR
| 年 | 2011 |
| トップ | Cedar |
| バック&サイド | CSA Rosewood |
| スケールの長さ | 650 mm |
| ナット幅 | 52 mm |
| 仕上げ | Lacquer |
| 国 | Japan |
| Luthier | Kohno, Sakurai & Kimishima |
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説明
この2011年 製櫻井河野「プロフェッショナルJ」は、シダー材のトップとCSAローズウッド材のバックとサイドを備えたクラシックギターで、温かみのあるカナディアンレッドシダー材のトップが特徴で、日本の東京で製造されています。
「プロフェッショナルJ」
「プロフェッショナルJ」は、河野勝氏のデザインを甥の櫻井正樹氏が櫻井河野工房で製作を引き継いだ、一流のコンサートギターです。オスカー・ギリア、エドゥアルド・フェルナンデス、福田真一、シャロン・イスビン、ジュリアン・ブリームといった名だたるギタリストたちがこのギターを使用しています。
素材と音
「J」の文字が示すように、バックとサイドは中央アメリカと南アメリカ産のローズウッド、ジャカランダ材を使用しており、実に素晴らしい仕上がりです。トップ材はシダートップ仕様で、柾目仕上げのカナダ産レッドシダー材をふんだんに使用しています。シダー材が、定評のある河野サウンドに、さらに豊かな倍音と温かみを加えています。演奏性は抜群で、音色も美しく、音量も非常に大きいです。
レーベル
2011年製の「櫻井河野ルシアー – 河野ギター製作所、東京、日本」というラベルには、「Professional-J」という名称と櫻井氏のサインが記されています。演奏家からレコーディングアーティストまで、あらゆる方におすすめできるギターです。
もっと読んで、もっと見よう
上記の2本の映像は工房の様子を捉えたもので、桜井正樹氏に関するドキュメンタリーと、福田慎一氏が桜井氏製作のギターでバッハを演奏する「弦楽器職人とギタリスト」です。オルフェオ誌第15号「日本のギター」はオンラインで閲覧できるほか、「オルフェオマガジン 11-15」として印刷版も入手可能です。
背景
河野勝 (1926–1998)
河野、櫻井、君島は、東京のギター製作一家の3世代にわたる家系です。河野勝は、日本で最も重要で、世界でも屈指のクラシックギター製作家であり、1926年に水戸市に生まれました。1960年にスペインに渡り、マドリードでアルカンヘル・フェルナンデスに6ヶ月間師事しました。東京に戻って自身の工房を設立し、1967年にはベルギーで開催された国際ギター製作コンクールで金メダルを獲得しました。審査員には、 イグナシオ・フレタ、ロバート・ブーシェ、ホアキン・ロドリゴ、アリリオ・ディアスなどが名を連ねています。ジュリアン・ブリーム、オスカー・ギリア、シャロン・イスビンなど、世界的に有名な多くの演奏家が河野のギターを使用しています。
桜井正樹 (1944–2025)
1944年5月10日、東京生まれの櫻井正樹は、1966年に叔父の河野勝の工房に入りました。数々の功績の中でも、1988年にはフランス・パリで開催された第4回国際ギター製作コンクールで最優秀賞を受賞しました。河野氏は1998年に亡くなり、櫻井氏が工房を引き継ぎ、「櫻井河野」の名でその伝統を受け継ぎました。彼が工房を引き継いで以来製作されたギターは、河野ギターを世界的に有名にした高い品質、精密な職人技、細部へのこだわり、そして美しい音色を維持しています。櫻井正樹氏は2025年に81歳で亡くなりました( 追悼記事はこちら)。
君島壮(1983年生まれ)
河野勝の孫である君島宗は、東京の武蔵工業大学で学び、家業の工房に入り、2007年から叔父である偉大な櫻井正樹と共に製作と研鑽を積んできた。彼のギターは、櫻井から学んだデザインのアイデアや技術を取り入れつつ、1950年代から1960年代の河野勝のギターのサウンドを基盤としており、トップ材の木材に合わせて異なるブレーシングデザインを採用している。2021年には自身のモデル「Stella」を発表し、その後フラッグシップモデル「Sol」とその姉妹モデル「Luna」を発表した。





